5月中旬に発芽したスイカ。多くが順調に成長中です。早いものは蔓を伸ばし始めました。(写真はコンパニオンプランツとして植えたネギ)でも、芽が出なかった人、伸び悩んでいる人、発芽してすぐ枯れてしまった人などもいます。スイカの人生も色々です。そして、中にはウリハムシにやられ始めた人も。
まだこんなに葉っぱが少ないのに食べられてしまっては、スイカの命が危ない!
というわけで、ビニール袋の行灯で囲います。
野生農園は、なるべく自然素材を活用した農業を目指していますが、コウゾを育てて紙を漉き、それで行灯を作っていたのでは今年のスイカのシーズンのみならず、私の人生自体がコウゾ栽培と紙漉きの技術を習得する過程で終わってしまう可能性が高い。人生の長さに限りがあり、現在の社会経済システムの下、私の経済力で完全に倫理的な代替品を得ることは難しい以上、ある程度の妥協は必要です。そんな冷徹な計算の下で、躊躇なく石油化学工業製品を使いました。
行灯をかぶせたスイカ達は、何とか復活。畑仕事の合間に放任イチゴをひとつまみ。極上の甘さ!(これは数が少ないので、自家消費用)
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